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新型出生前診断について

高齢出産(一般的には35歳以上での出産)が増加している今、
出生前診断を利用する方が増えているようです。

画像のない記事が続いていますが、今回は新型出生前診断について。

新型出生前診断をご存知ですか?
妊娠中に胎児の染色体異常がわかる検査です。

以前は羊水をもちいた出生前診断が主流でしたが、
2013年4月から血液をもちいた出生前診断日本でも開始されました

開始されてから1年間(2014年4月)で7775名がこの新型出生前診断を受けていて
実際に診断で陽性と宣告されたうちの8割が中絶を行ったそうです。

羊水検査のメリットは確定率の高さですが、流産をしてしまうというリスクがあります。
一方、新型出生前診断は確定率が減少するものの、母体・胎児に対するリスクはほぼないという事です。
それどころか、検査期間が大幅にのびたという事が最大のメリットと言えるかもしれません。

羊水検査=妊娠15週目〜18週目/血液検査=妊娠10週目〜22週目

ただし、この新型出生前診断は誰でも受けられるという訳ではなく
診断にかかる費用も21万円と高額との事です。

上記のようにメリットが多い新型出生前診断ですが、
メリットが目立ち過ぎて中絶を行う選択が増えているのでは…と個人的には心配しています。

しかし、人にはそれぞれ異なった事情があるのも事実です。

実際に育てて行く過程を想定した上で中絶を行う…というのも、
人間として正しい選択(責任のとり方)なのではないかと思いますね。

とは言っても、命の選択ですから…精神的なリスクはどちらにしても存在するという事です。
そうなってしまうと、もう自己選択(夫婦・家族)の範囲を超えてしまいますね。

※新型出生前診断はマスコミがつけたもので、実際は「非侵襲的出生前遺伝学的検査」と言います。また、今回の記事はいち個人によるものです。
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